ペットロスとは
「ペットロス」という言葉を聞くことがあります。
和訳すると「ペットを失う」という意味ですが、実際にはペットを失った残された家族の悲しみを表す言葉になっていますね。
今まで家族同様に愛情を注ぎ、暮らしてきたペットが亡くなって、ペットロスになってしまうのは、決して特別なことではなく、至って正常な感情だということは理解しておきましょう。
ただし、なかには専門家の助けが必要になってくるケースも稀ですがあります。
その場合には、ペットを亡くしたこと以外にも何か別の問題が潜んでいる場合もあるようです。
そのようなときには、ぜひ専門家に相談に行くようにしましょう。
ペットロスに陥っている人の中には、「ペットが亡くなったくらいでこんなに悲しんでいるのは、自分だけではないか」や「こんなに悲しみをひきずっている自分は異常なのでは?」などと悩んでしまう人もいます。
周囲も、「ペットが死んだくらいで大げさな」という心ないことを言う人もいるでしょうし、一般社会の受け止め方はまだまだこんなものです。
そのため、深く傷ついている人もいるでしょう。
けれど、最初にあるようにペットロスとは、愛するペットを失った人の感情としては正常な反応です。
それを特別に思う必要はありません。
何年間も一緒に暮らしたペットです。
家族同然の愛情が注がれていて当然です。
その愛する家族が亡くなったのですから、悲しい気持ちがわくのは当たり前です。
ペットを失いひどく落ち込んだとしても、一時的で、その後ダメージから回復しているのであれば問題はないでしょう。
社会全体がペットロスに対する理解を深め、周りにいるペットを失った人の悲しみにも理解を示すようになっていくことが望ましいと思います。
極めて稀にですが、専門家の助けが必要なペットロスのケースがあります。
このようになる背景には、ペットが亡くなっただけでない問題もある場合が多いようです。
その問題が解決しない限り、この悲しみや喪失感は続いていき、どんどんひどくなることもあるでしょう。
そうならないためにも、悲しみの背景を解決させるためにも、専門家に相談されることをお勧めします。
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